マナーを身につける
長寿祝いのタイミングは満年齢、それとも数え年?

長寿祝いのタイミングは満年齢、それとも数え年?

高齢になってきた両親に、長寿のお祝いをしたい、けど、実際いつから長寿のお祝いをしたらいいのか、と疑問に思いませんか?また、満年齢と数え年、どちらでお祝いをするべきか迷う方も多いと思います。

そもそも満年齢と数え年の違いを知っていますか?

長寿のお祝いで調べてみると、満年齢や数え年という言葉をよく目にしますよね。聞いたことはあるけれど、正しく説明できない方も多いのではないでしょうか。

満年齢と数え年の違いを一言で説明すると、「どこから数えるのか」です。満年齢の場合、生まれた段階を0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ歳が増えていきます。一方数え年は、生まれた段階を1歳として、1月1日を迎えるたびに歳が増えていくというものです。

現在こそ、満年齢が主流ですが、日本もかつて数え年を用いていました。しかし、国際的に使用されていたのが満年齢だったため、1950年に数え年ではなく、満年齢に統一されました。

では、どちらで祝うのがいいのかというと、現在は満年齢で祝うことが多いです。しかし、昔の風習で数え年で祝う場合もあります。どちらがいいのか迷った時は、満年齢の方がわかりやすいです。しかし、還暦だけは注意が必要で、還暦は満年齢でお祝いされることが一般的です。その理由は、還暦は干支が生まれた年と一致する必要があります。数え年で考えるとずれてしまうので、注意が必要です。

長寿はいつから祝うべき?

多くの場合、満年齢60歳の還暦からお祝いすることも多いですよね。そもそも還暦とは、上記でも述べたように、干支が一回りして生まれた干支にかえってきたことを祝う年です。12年で一回りするのでは?と思うかもしれません。干支は十二支だけではなく、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸という10種類の「十干」によって形成されています。そのため十二支と十干が組み合わせは60パターンになり、一周するのに60年かかるというわけです。

その還暦から、長寿のお祝いをすることが多いですよね。お祝いするタイミングとしては、誕生日に長寿祝いを兼ねることも多いと思います。しかし、遠方に両親が住んでいる場合、誕生日にピンポイントに帰省するのは難しいです。その場合は、お盆やお正月など、親戚が一堂に会するようなタイミングでのお祝いがおすすめです。

長寿はいつから祝うべき?

その際、日頃の感謝を込めて、想い出に残るようなプレゼントを送るのはいかがでしょうか?想い出に残るプレゼントの一つに、似顔絵のプレゼントがあります。似顔絵のワールドワンでは、長寿祝いにぴったりな似顔絵を作成してくれます。ここには、個性豊かな作家が在籍しており、ご両親の雰囲気を大切にした似顔絵に仕上げてくれます。普段は離れて暮らす孫と一緒に描いてもらうこともできます。写真では表現できないような、味のある、世界に一つだけの特別なプレゼントなので、長寿祝いにぴったりです。

普段はなかなか感謝を伝えられなくても、そういった特別な日は、とてもいい機会になります。ぜひ、大切なご両親の長寿祝いに特別なプレゼントを送ってみてはいかがでしょうか?